オプトラン(6235)2021年12月期決算短信

2022/03/06

オプトラン(6235) 決算短信

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2021年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結) (397KB)[2021年12月期]
説明会資料は後日公開。金額の単位は百万円。

前期業績

売上高は販売台数が減少して減収。

利益は調達コスト削減、作業効率改善と利益率の高い新型装置の販売が堅調だが売上高の減少により減益。EPS約△7.8%。売上高営業利益率は22.7%(YoY△0.3%)で微減。

受注はスマートフォン関連メーカーからの受注は堅調、自動車関連、5G関連光通信向けやLED向けの受注は好調。 

営業キャッシュフロー10,685(前年△535)で対売上高の約34.6%。YoYで変動が最も大きいのは売上債権の減少、次点が前受金の増加。キャッシュフロー計算書だけを切り取って見ればポジティブに見える。出資金の売却はなんだろうか。

BSで目立つのは現金、建設仮勘定の増加。前受金と為替換算調整勘定もやや増加。

受注高は35,435でYoY+23.9%、受注残は28,126でYoY+19.3%。前々年度との比較は時間がなく見ていない。今期1Qの受注高が前期1Qと同等になった場合、売上高の上方修正になる可能性もある。供給制約により売上高ではなく受注残が積み上がる可能性もある。

今季業績予想

今後の見通しについて、スマートフォンは出荷増の見込み。カメラの複眼化や高画質化・高感度化などトレンドとしてはいい傾向か。
自動車はADASや自動運転技術向上にともなう車載カメラ搭載数の増加。センターの大型ディスプレイ等にも需要あり。

今季業績予想は、売上高31,900(YoY+3.3%)だが、

成長に向けた積極的な研究開発活動に伴う費用増加要因等により、
営業利益6,500(YoY△7.5%)、経常利益6,300(YoY△20.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,600(YoY△27.3%)となっている。


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